《腰椎分離症専門院》スポーツコース 保険診療+2200円
腰椎分離症とは、腰椎の骨(腰の骨)の一部が離れてしまうもので、
腰椎すべり症は腰椎の位置がずれたものをいいます。
腰椎が不安定(正しい位置にない)になって、神経を刺激して腰痛の
原因になることがあります。一般の人では5%位に分離症の人がいますが、
スポーツ選手では30~40%の人が分離症になっているのです。
分離症は10歳代で起こりますが、それが原因となって徐々に
分離すべり症に進行していく場合があります。
【腰椎分離症の原因は?】
子どものころにスポーツなどで繰り返し負荷がかかったために、疲労骨折を起こしたものと考えられています。
発育期のオーバートレーニングによる場合が多い。
また、両側(左右)分離症の場合は、将来的に腰椎すべり症に移行しやすいのです(腰椎分離すべり症)。
すべってズレが大きくなると、神経を刺激したり圧迫するようになります。
すべての人が分離症になるわけではなく、体質的な要素もあります(筋肉の柔軟性低下や成長期の骨強度の低さ)。
【好発部位】
第5腰椎に発生しやすく、両側性の場合も多く見られます。
【好発種目】
野球、バレーボール、バスケットボール、サッカー、柔道、ラグビー、ウエイトリフティングなど、
頻回に体の前後屈、回旋を行うスポーツに多く見られます。
【好発年齢性別】
13~14歳のジュニア期をピークに、男子の発症が圧倒的に多くなっています(当院では)
【症状】
腰部痛、背部痛、臀部痛、大腿(太もも)外側の鈍い痛み(重苦しい、だるい)、両側に起こる事もあります。
長時間の運動のみならず長時間の立位、座位、中腰姿勢でも起こりやすく、一般的に神経麻痺〈まひ〉症状を
伴うことはありません。疼痛〈とうつう〉のため、脊柱起立筋の緊張が高まります。
腰椎レントゲンにて、特に45度斜位像で分離部が確認できます。
分離部は特徴的な画像でスコッチテリア(犬)の首輪といわれる典型的分離像を呈します。
CTではさらに分離部が確認しやすく、MRIは所見がなく、むしろ椎間板ヘルニア(椎間板の突出像)との鑑別に
有用です。腰椎分離症の場合、レントゲン所見では脊柱生理的弯曲は腰椎の過前弯(反り腰)になっている人が多いのです。その理由は姿勢不良による腸腰筋、大腿筋膜張筋、大腿直筋、ハムストリング筋、背筋などの収縮機能の低下(拘縮)によるものです。
ということは、治療のポイントは過剰な前弯(反り腰)を改善すると症状の痛みは徐々に回復することになります。
では、過剰な前弯(反り腰)を治せば問題は解決するのか?そんな簡単なものではありません。
その理由は体の構造(関節や筋、筋膜)は繋がりがあって協調し合うようになっているからです。
特に腰椎は頸椎と非常に関連性を持っています。頸椎を調整すると腰椎の状態が変わります。
過剰な前弯(反り腰)と関連性の高い筋肉は腸腰筋の中の大腰筋です。大腰筋がギュッと固く短縮(硬結)すると腰椎を引っ張って前弯(反り腰)を徐々に形成していきます。
しかし、姿勢不良だけで大腰筋ばかりが硬結することはありません。筋、筋膜の繋がりで密接に関連している頸椎と関る斜角筋、胸鎖乳突筋、後頭下筋などの調整も併用して調整しなければ大腰筋は改善しません。つまり、頸椎に関連する筋肉もギュッと短縮し大腰筋を引っ張って硬結を発生させる原因があるのです。
一般的な病院、整骨院、整体院では痛みが発生している患部だけを治療していきます。
例えば、膝が痛ければ膝だけの治療、腰が痛ければ腰だけの治療といったように患部だけを治療していく「対処療法(たいしょりょうほう)」と呼ばれる「その場限り」の治療がが多く行われます。
しかし、これではあなたの腰痛は根本的に改善することはできません。
それは筋肉、筋膜は体全体に繋がりを持っているからです。当院ではあなたの痛みの「本当の原因」を見つけ出します。これが最大の特徴であり、重症腰痛が改善する理由となります。
では、ほんだ整骨院ではどのような治療をするのか?
治療の実際
①徹底的な問診により、あなたの痛みの「本当の原因」を見つけ出します。レントゲンやMRIで、痛みの原因が分からないのは、あなたのライフスタイルの中に痛みの原因が隠れている証拠です。
②骨盤は人体の土台であり、これを無視してすべての治療は「地盤のゆがんだ土地に家を建てるのと同じ」です。あなたも骨盤調整の効果を感じてください。嘘みたいに腰が軽くなり、腰痛改善へと導きます。
③筋、筋膜の繋がりを駆使して、その原因筋をリリース(緩める)していきます。この治療内容が当院の真骨頂になります。殆どが患部以外の所に原因筋が隠れています。イレギュラータイプは内臓が絡んでいることもあります。
④お子様からご高齢の方まで誰でも受けられる、安全な治療法です。低刺激で痛みはなく、ほとんどの方が気持ちよくて寝てしまう治療法です。リラックスして治療を受けていただけます。もちろん、ボキボキ、バキバキといったような施術はしませんので安心してください。
まとめ
整形外科や病院に行くと、コルセットの着用を勧められる場合があります。
『コルセットを3ヶ月ほどつけていると治る』と言われる事も良くあります。
その間は運動中止になります。
コルセットを着用すれば腰椎分離症が完治するわけではありません。
コルセットを着けたからといって、周囲の筋肉が柔らかくなりますか?
それだけじゃ治りません。
当院では痛くない動き、痛くない運動であれば、自分で痛みをコントロールしながら練習をさせます(症状を見ながら)。
自分でコントロールする能力がなければ練習は中止させす。
腰椎が分離(離れて)していても全く痛みが出なくて日常生活やスポーツをして楽しんでいる人は沢山います。
骨盤が正しい位置にあって、腸腰筋やその周りの筋の柔軟性が正常であれば徐々に痛みは消失するのです。
なにかご不明な点がございましたら遠慮なくご連絡下さい。