半月板が人を支える!
- nagasakitiryouin
- 2018年2月21日
- 読了時間: 3分
皆さんこんばんは!ほんだ整骨院院長の本田です。
今日は皆さんにあまり知られていないが、身体の中で人間の体重を支えてくれて、頑張っていいる軟骨君の半月板のお話をします。
この半月板は人間を支えてくれ、尚且つバランスにも非常に関係しますので、よかったら読んでください。
半月板の役割1
太ももの骨とすねの骨のクッション
半月板の役割の1つ目は、太ももの骨とすねの骨のクッションになることです。
半月板は、太ももの骨とすねの骨の間にあり、骨の形に添った形をしています。膝には大きな負担が加わります。
歩くだけで体重の3倍、階段の上りで体重の5倍、階段の下りで体重の7倍の負担が加わります。
例えば、体重60キログラムの方が、階段を降りると、
60(kg)×7(倍)=420(kg)
420kgもの負担が片足の膝にはかかっているということになります。
半月板は、このような大きな負担がかかる骨と骨の間にあり、負担が骨の一部分にかからないように、ならし、衝撃を和らげるクッションという大切な役割をしています。
半月板の役割2
膝の動きを安定させる
半月板の役割の2つ目は、膝の動きを安定させることです。
膝の関節は、太ももの骨が丸く、すねの骨が平な面で接しています。 例えると、太ももの骨がテーブル、すねの骨がテーブルの上に置いたテニスボールのようなものです。 このままでは、テーブルの上に置いたテニスボールの動きは、安定しません。 ボールを手で回したらテーブルからボールが落ちてしまうかもしれません。
でも、ボールをお茶碗の中に入れて、テーブルに置いたら、どうでしょうか?ボールを回しても、ボールはお茶碗の中で安定して回転して、テーブルからは落ちないと思います。
このお茶碗の役割をするのが半月板です。 半月板は、このお茶碗のように、膝の骨がぐらついたり、余分な動きをしないよう安定させる役割を持っています。
半月板の役割3
膝の軟骨の栄養補給を助ける
半月板の3つめの役割は、膝の軟骨の栄養補給を助けることです。
膝の軟骨も栄養補給が必要です。実は、半月板自体も軟骨です。軟骨は、栄養を与えないと、ガサガサ・バサバサになったり、痛んでしまいます。
人間の体の組織は、血流によって栄養補給して、代謝したり、増えたり、治ったりしているのですが、軟骨には血管が通っていません。
血管が通っていないため、血液から栄養を取れない軟骨は、血液の変わりに血液から作られる、「関節液」というものから栄養を得ています。関節液とは、「膝に水がたまった。」と言うときの水のことです。
膝の関節は、関節包という袋に包まれています。この袋の内側から、膝の動きを滑らかにして、膝の軟骨や半月板に栄養を補給する液(関節液=滑液ともいいます。)が膝の関節の中にでてきます。
膝の骨の軟骨や半月板は、この関節液から栄養をもらっているのですが、半月板は、この関節液を膝の内部で循環させ、新し
い栄養を軟骨に送るという大事な役割を持っています。
どうでしたか?大切だと思いませんか?
ほ ん だ 整 骨 院
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